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ホームグラウンドの釣り場をなくした傷心の6名を乗せ、高速船「きらら」は雨の中、粟島に舳先を向けて

出発しました、かれこれ20年ほど続けているオトナの遠足、新潟県の沖合いにある離島に渡っての

1泊2日の釣りっこです、つっても、もう一月も前のことですけどね。

打ちひしがれた釣り師達を日本海はやさしく穏やかに迎えてくれると思ったら甘かった、ヤマセの風が

吹きまくり、台風余波のウネリも落ちないタフコンディション、でもなんとか磯には上がれた。

遠征前の天気予報じゃピーカンの真夏日なんて言うもんだから熱中症対策の水を凍らせたペットボトルと

冷え冷えスプレーをバッグにしのばせ、夏磯覚悟で渡礁したけど持って行ったのもアホくさく思えるほど

寒かった、ホッカイロを持ってこなかったことを後悔するほど寒かった、絶対着ることはないだろな、

と思いながらも念の為バッグにつっ込んでたペラペラのウインドブレーカーが大活躍、用意はしとく

もんですね、こんな過酷な条件でも竿出せればOK、無事にいつものメンバーが揃って竿を出せることが嬉しく

思うし、震災後は精神的ダメージも大きかったので磯に立てるだけでありがたい。 ま、いいことあったから

言えちゃうんですが。結果から報告すると新潟に着いてからの2日間ずっ~と雨と風だったけどおっきい

真鯛が釣れたんですよ、堂々の自己記録72・5センチ!釣り宿のブログにはなにを遠慮したのか

72センチになってたけどホントは5ミリおっきいんだもんねぇ~、5ミリでもおっきいものは

おっきいんだもんね~、大人気ないって言われてもいいもんね~。

初日に釣れちゃったもんだから気持ちの余裕もできて2日目はのんび~り、釣りの合間に釣友を

冷やかしつつ、海を眺めたり、磯場をぶらついていつの日か少し頂こうと思い続けてきながら

なかなか持って来れなかった、磯の珍味「カメノテ」を少し頂戴してきた。

一人で食べるにはしのびないので翌日会社に持参し、「珍味の亡者」と言われる館長に献上したら

喜んでもらえた、作戦成功。 これで秋の遠征もはばかることなく行ける、 かな。

















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2011.07.30 / Top↑